「自転車少年記―あの風の中へ―」

自転車への思いが非常に共感できる本。
あまりの感情移入に、涙ボロボロ。

自転車乗りの気持ちをとても素直に表現している。
僕は、そんなにレーシーに自転車に乗っているわけではない。
でも、チャリンコを乗り回すのは好きだ。
あの道の向こうには何があるのかを知りたい人間だ。
そんな気持ちが、この作者と同じなのだと知った。

糸魚川ファストランというイベントがある。
八王子から糸魚川まで300km弱を一日で走ろうというものだ。
始まりは、東京湾の水を日本海に注ぎに行く、という趣旨だったらしい。
そしてこの本には、そのオマージュのようなくだりがある。
そこに書かれている思いに、奮えた。

また、自転車に乗りたくなってきた。
新潮文庫。

OLD CD

とあるCDを買いたがったが、昔のものなので、ネットでも見つからない。
で、ブックオフに行ってみた。

主に欲しかったのが、1986~1988年に発売された3枚。
どれも既に廃盤になっているどころか、発売元まで無くなってしまっている。
それらは昔持っていたCDなのだが、大掃除の時に捨ててしまっていた。

が、耳に残るんだよなぁ~。
また、聞きたくなってしまった。
早速ネットで検索するが、見つからない。
ヤフオクに期待したが、これもだめ。
ネットで色々トライしてみたが、成果は無かった。

半分諦めたところ、ブックオフを思い出した。
町田中央通り店に行ってみると、Ⅰは無かったが、ⅡとⅢがあった。
ブックオフ偉い!
帰りに町田旭町店まで足を伸ばしてみた。
こちらにはⅠがあった。
ブックオフちょー偉い!

ついでにT-SQUAREのライブCDも幾つか買ってしまった。
中古とは言え全部で1万円近くになってしまったけど、満足♪

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早起き?

寝坊したことはあるが、早起きは初めてだ。
非常に損した気分。

朝、目が覚める。
5:04。
起きるにはまだ早い。
また、寝る。
次に目が覚める。
6:07。
おいおい、寝過ごしたよ。
アラームは5:48にセットしてあるのに、なんで鳴らなかったかな?
それか、気が付かないほどに熟睡していたか。

いつもは朝シャワー派だが、今日はパスしてそのまま出勤。
バス停でバスを待つ。
3分位待っても、まだ来ない。
自分のバス停は終着駅から4つ目とターミナルに近いで、本数が多い。
だからバスに待たされる事は、ほとんど無いのだ。
よって、3分待つことは珍しい事なのだ。

携帯で、バスのリアルタイムの到着予想時間を調べてみる。
神奈中はこういうサービスを提供していて、えらいのである。
到着予想時間:14分後。
嘘っ!?
なにが起こっているのだ?
事故か?
駅まで歩いて16分なので、歩き始めた。

バス通りを歩いていても、情報通り、バスは追い抜いていかない。
、、、。
車も少ないなぁ。
、、、。
そう言えば、バス停では自分の他に人が居なかったなぁ。
いつもなら、少ない待ち時間の中でも数人は居るのに。
、、、。
、、、。

嫌な予感がして、時計を見る。
これまでも含めて、時間は携帯の時計を見ている。
勿論デジタルだ。
5:23。
5:23!?
ええーーーーっ!?
1時間早いじゃんっ!

こんな意図しない早起きは、初めてだよ、、、。○| ̄|_

失踪HOLIDAY

乙一は嫌いだった。
ブラックだから。

避けていた作家の一人に、乙一がいる。
好きではなかった。
中身がブラックだから。
読んでいて、怖いのだ。
だが、とある人に勧められて、読むことになった。
勿論、中身がブラックではないよね?と何度も確認したうえで。
本のタイトルは、「失踪HOLIDAY」。
内容は、短編「しあわせは子猫のかたち」と短編「失踪HOLIDAY」の二編。

この順番に掲載されているので、前者から読む。
1ページ目で、人が死んでるよ。
3ページ目で、「毎日カーテンを閉めて生活しよう」なんて言ってるよ。
3ページ目で、また人が死んでるよ。
その後の数ページで、読むのをやめてしまった。
そのタイトルにそぐわぬブラック振りである。
乙一ワールド全開である。

気を取り直して、「失踪HOLIDAY」に飛ぶ。
これは基本的に人は死なない。
#いや、一人死んでるけど、想定内。
始めのうちこそ成り上がり令嬢の冒険の様だが、終盤では一転、ミステリだった事が分かる。
この展開は見事だった。
ブラックでなくても、ちゃんとしたのが書けるじゃん!>乙一
北村薫「空飛ぶ馬」で感じたショックの再来だ。
これは、良し。

でも、他は読みません。
ブラックで無いことを確認できない限り。

「扉の外」「扉の外Ⅱ」

佳作。
やはり自分はミステリ好きなのか?

密室物のラノベ。
高校の1クラスの生徒が、コンピュータ曰く宇宙空間に浮かぶ部屋で目を覚ます所から物語が始まる。
ターミナルに映し出される、マス目のゲーム。
そのゲームは12時間毎に1ターンが進み、ターン毎に得られるカードで、生活物資を購入できる。
それらを享受する条件である腕輪は、扉の外に行くには外さなければならない。
そして扉の外に行けば、戻れない。
生活が保証されているこの部屋で、安寧の日々を送るのか?
何の保証も無い扉の外に出て、新天地を目指すのか?

この本、現在Ⅱまである。
なかなか良い出来だと感じた。

元々、密室物はあまり好きではなかった。
作者の掌の上で回されているような気がするから。
いや、他のミステリだってそうなのだが、特に密室物はそう感じてしまう事が多いから。

でも、今回は違った。
非常にスムーズに読めた。
作者の腕が良いのか?
と、同時にミステリ物が好きなのかと感じた。
最近ラノベばかりを読んでいたが、あんまり当たりが無いと感じていた所。

今回の本をきっかけに、またミステリ物を読んでみようかと思った。

ピルクル1/2

ピルクルは好きだ。
ピルクル1/2はそれ程でもなかった。

子供の頃大好きだった、ヨーク。
いや、今でも好きだが。
ヨークの他に、ローリーエースとかもあった。
これも好きだった。
王道はヤクルト。
でも、何故か口にすることは少なかった。
そして、これらの味は同じ。
違いが分からん。

しかし、これらに共通した不満がある。
量が少ないのだ。
なぜ、65mlというサイズなのだ?
一息に飲み終わってしまう。
もっと多くて良いではないか!

その不満を解決したのが、ピルクルだった。
美味さはヨークに引けをとらない。
でも、500ml紙パック入り。
500mlですよ、奥さん!
一息でなんか飲みきれませんよ!
やろうと思えば出来ないこともないけど、あまりやろうと思えない。
これ一つで、下手したら一日持つ。
いや、おいしいからちょくちょく飲んでしまって、あまり持たないけど。
で、調べてみたら発売元は「日清ヨーク」。
なんだ、本家じゃん!
早く出せよ!

しかし、これはこれで新たな不満が出てくる。
67kcal/100mlのカロリー。
この歳で飲むには、もう少し低く抑えたいところ。

そんな要望に応えるかの様に登場した、ピルクル1/2。
31kcal/100mlのカロリー。
よくやった。
えらい。
拍手。
が、人間贅沢なもので、これならこれで新たな不満が出てくる。
ピルクルより、美味く無いのだ。
飲むと喉にイガイガ感が残る。
合成甘味料のせいだろうか?
これは何とかして欲しい。>メーカーさん。

頼むよ!

フラゲ

お、明日発売予定の本が、今日売ってる。
取り合えず買っとく。

出版業界は、余り発売日にこだわらないのだろうか?
明日発売予定で買おうと思っていたもの×2が、1つは昨日手に入り、もう1つも今日買えた。

発売日といえば、ゲームの発売日位しか意識したことは無いが(それも20年位前だなぁ)、それは守られるものかと思っていた。
小学生の頃、月曜発売の少年ジャンプが土曜に売っている所があった。
そこでは、一冊一冊袋に入れ、家に帰るまで読んではいけないという、言わばヤミ販売だった。
発売日とはそういうものだと思っていた。

が、それらの本は、その店だけではなく、他の店でも売ってた。
そんなもんなのかな?

ま、早く楽しめたので良かったが。

ヨコハマ買い出し紀行

ヨコハマ買い出し紀行が完結してたのを、先日漫喫で知った。
その場ですぐ、全巻読んだ。

月刊アフタヌーンで連載していた、とある日常をつづった作品。
「夕凪の時代」と呼ばれる近未来の日本が舞台。
主人公はロボットであるが、その行動は人間よりも人間的。
彼女は、トータルで見て、美人だ。
その世界は、素晴らしさで満ち溢れている。
こんな言葉では表現しきれないので、作品を見て感じて欲しい。
その作品が12巻で完結していた。

読んだ。
最後の最後まで、彼女は彼女であり、その世界はその世界だった。