「電気のコンセントをネットワークに使ってみよう!」というこの機械。
ちょっと注目ing。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/1113/pana.htm
今、家庭の中でPCをつなごうと考えてみる。
ネットワークケーブルで繋ぐのは、部屋と部屋の間に線を這わすことになり、あまり見栄えがよろしくない。
無線もいいのだが、セキュリティがちと心配。
うちの実家に限った話では、IEEE802.11bなので、速度が最高11Mbps。
折角インターネット接続をブロードバンドにしてみても、家の中でその速度を落としていては意味がない。
速度が最高54MbpsのIEEE802.11gやIEEE802.aに買い換えてもいいんだけど、既存の無線LANがもったいなくてなんとなく避けてた。
そんな中に登場した、PLCことPower Line Communications。
電力線を利用して高速データ通信を実現する技術である。
理論値192Mbps、実効値55Mbpsと速度は中々。
何より家庭の電力線をネットワークに使おうと言うその心意気が良い。
10年近く前の、この仕事に就いて初めの頃、
「なんで、電話線・電源コード・ネットワークケーブルって、別々なんだろう?一つにすればいいのに。」
なんて考えていた。
別々になった経緯は分かるが、今でも別々である必要はないだろうと思っていた。
それを実現する一つの方法が、現実化してきたわけだ。
今はまだ一万円以上するし図体もでかいのだが、ちょっとすれば価格も下がりサイズも小さくなるだろう。
そうなったら検討してみようかな?