寒冷前線が通過すると言う今日は、TocumwalのTempTraceでは5,000ft、Benaraのそれでは7,000ft。
なんじゃこりゃ?
オーストラリアの寒冷前線がどんなものだか想像がつかなかったので、ローカルフライトを決め込む。
とは言え5,000ftながらJerilderieまで行こうとしたのだが、途中で大気の感触が変わる。
風向風速が激変したわけではないが、機体の揺られ方や、サーマルの大きさの変化が違う。
念のためTocumwalに寄せていくと、西風が急に強まる。
とうとう来たな寒冷前線。
上がりも良くなり、8,000ftを越える。
中層〜上層の雲が通るときには上がりも良くなり、最終的には10,500ftまで上昇。
しかし、雲底はまだ数千フィート上なのだが、そこまではたどり着けなかった。
残念。
Finleyの手前、高度7,000ft。
余興で、Vneまで出してみた。
初めての151kt体験。
恐いぃぃぃぃぃ。
風切音は轟音と化し、バリオは-5m/s振り切りの沈下を示していて、前に進むと言うより前に落ちている感じだ。
ゆっくりゆっくりノーズを上げ、60ktまで戻す。
ふぅっ。
Finleyは後ろに過ぎ去り、気がつくと目の前にDiscusがいた。
危険、危険。
明日はフライト最終日。
しっかり、飛ぼぅっと。