「アリソン」「リリアとトレイズ」

「狼と香辛料」に続く、ライトノベルの良書。
楽しんで読んでます。

「狼と香辛料」を読み終えた後、幾つかのライトノベルを読んでみたのだが、どれもイマイチ。
ライトノベルだからって良いとは限らないのね~。
時雨沢恵一の「キノの旅」も見たけど、一巻の途中でギブアップ。

でも、同じ作者の「アリソン」は面白かった。
アリソンとヴィルの冒険活劇。
主人公やその他のキャラクターも良く、ストーリーも楽しめる。
それとなく張られた伏線にニヤリとさせられる。
その中には飛行機が良く出てきて、良く描かれている。
飛行気乗りで無い人でも全く問題なく楽しめるのだが、飛行気乗りであれば更に楽しめる描写が多い。
ここが自分には良かった。
「アリソン」三部作は、その子供たちが活躍する「リリアとトレイズ」に続く。
こちらも面白い。
こちらでも飛行機が活躍している。

サイドストーリーの「私は、単独初飛行の着陸も一発で決めた人間です。」のくだりには、万感の思いを感じた。
こればかりは飛行気乗りでなくては分からない。
この一行には、とても、とても、多くの思いが込められている。

残り四冊も楽しんで読みたい。

でも、こんだけ面白いのが書ける人が、なんで「キノの旅」だと面白くないのかな~?

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