実家に帰って、ちょっと行って自転車でみたかった方面がある。
江ノ島だ。
高校生の頃、自転車で知らない道をまっすぐ行って、どこまで行けるかなんて事をやっていた。
すると、意外な場所に出たり、知ってる場所に出たりすると、ちょっと嬉しかった。
そんなある日、境川を下って行った。
境川の終点は江ノ島。
これは知っていた。
だから、それがホントかたどる行程だった。
しかし、その時は江ノ島までたどり着かなかった。
折からの強い向かい風でスピードが全く出ず、途中で断念してしまったのだ。
その場所は境川と新幹線がクロスするところと記憶している。
その道を、今度こそたどるのだ。
今日は、その時と違って行きが追い風。
落ちた体力ながらも風の助けを借りて35~40km/hペースで進む。
風景は、所々覚えている。
懐かしさと、こんな所有ったっけ?というのを繰り返しながらクランクを回す。
当時とは違う機材と強い追い風のおかげで、意外と早く前回あきらめた地点まで来た。
長距離に慣れた今の自分なら、すぐここまで来れるのだな。
あの時はまだ若かったということか。
ちょっと感慨深いものを感じながら、当時の限界地点を越えていく。
そこからまた走る。
また電車との立体交差だ。
その時電車が通った。
新幹線だ。
、、、。
えぇ~~~~~~~っ!?
さっきクロスした所が新幹線じゃなかったの!?!?!?
今まで「高校のときは新幹線まで行ったんだよ、、、。」と思っていたのは、間違いだったのか!
15年して明らかになる真実に、愕然。
気を取り直して、江ノ島へ向かう。
最後の方では境川沿いの道は走れなくなったが、特に問題もなく江ノ島に到着。
さて、帰りは向かい風。
気合入れていくぞ~!
、、、。
向かい風には、とことん閉口。
行きは1時間半で着いたのに、帰りは2時間かかった。
そんな一日でした。