小説「探偵ガリレオ」by東野圭吾。
初めて読んだが、初めてでない気がする。
推理小説なのだが、科学の仕掛けがあって、それを解決するのがキモの短編集。
読みのものとしての面白さは、まぁまぁ、といったところ。
でも、所々に自分が知ってるくだりが出てくる。
- 深夜の人気の無いターミナルを、部屋から覗く人物。
- 行方不明の人物とそっくりのデスマスクを発見する、文化祭での一幕。
- 工場で働く女子社員の風景。
- 問題のブツを車の下につけるギミック。
- 離脱体験をする少年を気遣う近所のオバサン。
どれも結果とは関係ないから、読み物としては楽しめたのだが、そこかしこに以前見たことある感じがする。
文章に対してもいうことが出来るならば、これはもうデジャブーである。
でも、やっぱりこの小説を読んだ覚えはない。
なぜ~!?
ついつい「探偵ガリレオ 東野圭吾 似ている」とかでぐぐってしまいました。
東野圭吾は、コメディーっぽいのしか読んだことないのですが、面白かったです。