小学校の友達と会った。
#いや、一週間前の話なんだけどね。
20世紀ももう終わろうかという2000年12月31日の21時。
母親にwebページなるモノのレクチャーをしていた。
「『ゆびとま』っていうページが有るんだよ。
ここに小学校の友達がいるときがある、、、、を!」
そこには、中学以来音信の取れなくなっていた、小学校時代一番の親友の名前があった。
早速連絡、メールのやりとり、携帯、そして1月8日には再会。
いや、不安だったんだよ。
いくらなんでも15年振りだよ。
まともに話せるんだろうか?
「しぶたかーー!!」
このあだ名で呼ばれたのも、15年振りだ。
あいつめ、全く変わってない。
いや、ひげは生えてるし、髪は違うし、服の雰囲気も違う。
でも、やっぱりあいつだ。
あいつは、あいつだ。
そのまま6時間ずっと語り明かし、飲み明かす。
あの頃のことが、いくらでも湧いて出てくる。
不思議だ。
15年とはいったい何だったのだろう?
彼が連絡のとれる他の奴とも「久しぶり!」と電話出来、当然のように「同窓会やろーぜ」となる。
うれしかったね。
オレの21世紀の始まりは、こんなに良いスタートだ。
終の時まで良からんことを。