お勧めの本、3冊目。
東京タワーにトライ。
以前買って、売った本を、また買うと言うのは変な感触だった。
リリー・フランキー作品に触れたのは、これが2つ目。
1つ目は、おでんくん。
NHK教育テレビにて、「天才ビットくん」という番組の中で放映されているアニメ。
人に勧められて見たものの、あまり面白くなかった。
そんな先入観が有ったので、前回東京タワーを読んだときにも乗り気にならなかったのだろう。
で、今回読んで見ても、その感じは払拭出来なかった。
主人公の事を読んでいても、オカンの事を読んでいても、イマイチ感情移入できない。
これもお涙頂戴モノだが、泣けなかった。
「泣き顔を見られたくなければ電車で読むのは危険」とも言われている模様。
しかし、読んでいる時にはこの事を知らずにいたが、電車で読んでいても問題なかった。
読みながら、問題ないと思った。
実際、涙がウルっときてかなり危なくはあったが、泣く事はなかった。
泣ける・泣けないで本の良し悪しを決めるわけではないが、自分にとって高評価の本とは言えない。
何がいけなかったのだろうか?
読み終わった今でも分からない。